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コンクリート構造物の検査

土木工事 微・非破壊検査

「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状況及びかぶり測定要領(案)」、「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領(案)」に基づく調査を行っております。

コンクリート強度測定(衝撃弾性波法)
コンクリート強度測定
(衝撃弾性波法)

コンクリート中を伝わる弾性波速度(右図)と圧縮強度には正の相関関係があることを利用して、コンクリート構造物の強度を壊すことなく推定します。非破壊試験を用いて、コンクリート構造物の強度が適正に確保されていることを確認します。

コンクリート強度測定(ボス試験)
コンクリート強度測定
(ボス試験)

構造物の型枠にボス型枠を取付け、実構造物と同条件で28日経過したコンクリートの圧縮強度を測定します。微破壊試験を用いて、コンクリート構造物の強度が適正に確保されていることを確認します。

鉄筋の配筋状態、かぶり測定(電磁誘導法、電磁波レーダ法)
鉄筋の配筋状態、かぶり測定
(電磁誘導法、電磁波レーダ法)

非破壊試験を用いて、コンクリート構造物の配筋状態及びかぶりが適正に確保されていることを確認します。

調査実績概要(橋梁下部工、上部工、ボックスカルバート)

島根県 尾道・松江自動車道、浜田・三隅道路、仁摩温泉津道路、尾原ダム他
鳥取県 鳥取自動車道、殿ダム、米子道路他
広島県 広島南道路、東広島バイパス、東広島呉道路
岡山県 岡山西バイパス、玉島笠岡道路
山口県 町道上部工事、小郡改良、山口防府山系
徳島県 法花高架橋
京都府 福知山道路
富山県 町道布尻道路
東京都 環状七号線、国道16号
神奈川県 さがみ縦貫道
埼玉県 圏央道
千葉県 北千葉道路

ソフトコア

建設技術審査証明事業(建築技術)認定国土交通省(NETIS)登録

コンクリートコア(φ25mm程度)をコンクリート構造物から採取し、圧縮強度、中性化深さ、塩化物イオン量を測定します。従来のφ100mmコアに比べて1/4~1/5のコアを採取するので、構造体に与える影響も少なく、また過密配筋箇所でも鉄筋を損傷することなく調査を行うことができます。

ソフトコア
ソフトコア

ひび割れ深さ測定

コンクリート表面に発生したひび割れの深さをiTECS法を用いて測定します。コンクリート表面に開口しているひび割れの近傍でインパクターにより弾性波を入力すると、ひび割れ先端を回折する弾性波が存在します。

  • ・回折角度が90°以下の場合、測定波形の第1波は下に凸形状となります。
  • ・回折角度が90°以上の場合、第1波は上に凸形状となります。
  • ・回折角度が90°となる時のインパクターとセンサーの距離:Lを求めます。
  • ・ひび割れ深さはL/2にて算出されます。
ひび割れ深さ測定
ひび割れ深さ測定

レディーミクストコンクリートの単位水量測定

打ち込み直前のレディーミクストコンクリートに含まれる単位水量を電子レンジ法により測定します。

ひび割れ深さ測定

コンクリート養生温度測定

コンクリート打設後から硬化、脱型までのコンクリート内部及び周辺環境の温度測定を行います。

コンクリート内部の空隙・ジャンカ調査

コンクリート構造物内部の空隙・ジャンカの発生状況を、弾性波法により調査します。

コンクリートテスターによる健全性評価

農林水産省系新技術(ARIC)登録国土交通省(NETIS)登録

コンクリート表面の浮き、劣化範囲、コンクリート強度等をコンクリートテスターにより評価します。

耐震診断現地調査

コア供試体採取・圧縮強度試験、鉄筋腐食状況調査、中性化深さ測定、シュミットハンマーによる強度測定、及び鉄骨造の溶接部検査・寸法測定等、建築・土木構造物の耐震診断用データを採取します。

あと施工アンカー引張試験

施工後のあと施工アンカーの引張試験を行います。

あと施工アンカー引張試験